本文へスキップ

貧血情報サイトは貧血改善に一歩踏み出すお手伝いをします。

トップ > 貧血の基礎知識 > 貧血の種類


貧血の種類貧血の基礎知識





貧血の種類

貧血は、原因によって5つの種類に分けることができます。

1つ目が、鉄欠乏性貧血です。
この疾患は、全貧血患者の60〜80%を占めています。

その名のとおり、ヘモグロビンの構成成分である鉄分が不足することが原因で起こります。

鉄分が不足する理由は、胃潰瘍などの消化管出血や子宮筋腫などによる月経過多のほかに、ダイエットや偏食なども挙げられます。

治療法は、鉄剤の服用が基本ですが、胃潰瘍などの原因疾患がある場合には、原因疾患の根本的な治療が必要不可欠となります。


2つ目が、悪性貧血です。
「悪性」というと、癌を思い浮かべるかもしれませんが、悪性貧血は癌とは無関係の病気です。

悪性貧血は、ビタミンB12の欠乏によって起こる貧血です。

ビタミンB12は、赤血球の産生に必要な栄養素で、ビタミンB12が不足すると、正常な赤血球が産生されなくなります。

ビタミンB12が欠乏する原因は、自己免疫性萎縮性胃炎や胃切除術によってビタミンB12の吸収が障害されるためです。

悪性貧血の症状は、一般的な貧血症状以外に舌炎や知覚障害、意識障害が起こってきます。

治療法は、ビタミンB12の補給が主になってきますが、消化管での吸収障害が原因ですので、内服薬ではなく筋肉注射などでビタミンB12を投与すると高い治療効果が得られます。


3つ目が溶血性貧血です。
溶血性貧血は、何らかの原因で赤血球が破壊されて起こる貧血のことです。

赤血球は、寿命が120日程度ですが、溶血性貧血になると120日よりも早く赤血球が破壊されてしまうのです。

溶血性貧血の原因は、アレルギー(自己免疫性疾患)や細菌感染、血漿浸透圧の低下などがあり、治療法としては赤血球の破壊場所である脾臓の摘出が効果的です。


4つ目が、再生不良性貧血です。
再生不良性貧血は、造血器官である骨髄機能の低下により、血液の産生量が少なくなることで、赤血球が不足する疾患で、厚生労働省から特定疾患に指定されている難病です。

通常の貧血症状のほかに、血小板や白血球も減少するため、出血傾向が強くなったり、免疫力低下などの症状が現れます。

重症になるとDIC(播種性血管内凝固症候群)や敗血症などの恐ろしい合併症にかかることもあります。

治療法は、軽症、中等症、重症によって異なりますが、重症の場合は骨髄移植が必要となってきます。


5つ目が、続発性貧血です。
癌や腎不全などの基礎疾患があり、その疾患のために貧血の症状が起こることです。

腎性貧血は、この続発性貧血に含まれます。続発性貧血は、基礎疾患の治療をしなければいけません。

続発性貧血を起こす疾患には、癌や腎不全のほかに、リウマチや心疾患や肝疾患などがあります。


スポンサードリンク



関連記事

→ 貧血の症状
→ 貧血の原因
→ 貧血の検査について