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貧血の診断貧血の検査





貧血の診断

通常、貧血かどうかは血液検査の結果を見て診断されます。

血液検査の項目の中の、赤血球数(RBC)、ヘモグロビン(Hb)、ヘマトクリット(Ht)の3項目が、貧血の診断に用いられます。

この3つの項目の中でも、ヘモグロビン値は貧血かどうかを決める重要な判断材料となり、男性の場合13.5mg/dl以下、女性の場合は11.5mg/dl以下だと貧血と診断されます。

でも、貧血には鉄欠乏性貧血や悪性貧血、再生不良性貧血など様々な種類がありますが、赤血球数、ヘモグロビン、ヘマトクリットの3項目の結果で貧血と診断されても、どの種類の貧血なのかはわかりませんよね。

では、医師はどうやって貧血の種類を知り、診断を下すのでしょう?

健康診断を受けたことのある人は、血液検査のデータが書かれた用紙をもらったことがあると思います。

様々な項目とアルファベット、数値が並んでいて、素人が見てもわからないことだらけで、とにかく異常値がないかどうかをチェックするだけの人が多いかもしれませんね。

項目の一番最初に赤血球数(RBC)、ヘモグロビン(Hb)、ヘマトクリット(Ht)の3項目が載っていますが、そのすぐ下にMCV、MCH、MCHCという項目があります。

もし、貧血と指摘されたことがある人は、この3つにも注目してみましょう。

この3つの項目が、どの種類の貧血かを診断する大きな鍵となるのです。

MCVとは、平均赤血球容積を表します。赤血球1つの大きさのことですね。

このMCVが80未満の場合は、小球性貧血と分類され、鉄欠乏性貧血やサラセミア(グロビン合成する能力の先天的低下)、鉄芽球性貧血(ヘムの合成異常)が疑われます。

80から100の場合は正球性貧血で、溶血性貧血や再生不良性貧血、大量の出血による急性貧血の可能性があり、100以上の時は大球性貧血と呼ばれ、悪性貧血が疑いがあります。

MCHは1つの赤血球に含まれるヘモグロビンの量を表し、MCHCは1つの赤血球あたりのヘモグロビン濃度を表しています。

この2つの項目は、基準値内だったら正色素性、基準値以下の場合は低色素性と分類され、低色素性だと鉄欠乏性貧血や鉄芽球性貧血が疑われます。

このMCV、MCH、MCHCの3つだけで貧血の種類が診断できるわけではなく、そのほか精密な検査が必要になります。

でも、貧血だからと言って、鉄欠乏性貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血、悪性貧血の診断に必要な全ての検査を行うと、診断までの時間もかかりますし、コストもかかりますよね。

MCV、MCH、MCHCは、今後どのような検査をすれば良いのかを判断する大きな決め手となる検査データと言えるでしょう。

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